長距離ドライブ

「今日はどこまで行けるかな」
そんなちょっとした冒険心がくすぐられるのが、長距離ドライブの醍醐味だと思います。
高速に乗って、景色がどんどん変わっていく感覚。あの非日常感って、何度味わってもいいものですよね。

その反面、距離が長くなるほどトラブルは起こりやすい。
「なんかおかしいかも?」と感じたときにすぐに止まれないのが、高速道路だったり山道だったりするわけで。
だからこそ、出発前の点検と準備はめちゃくちゃ大事なんですよね。
今回は、長距離ドライブの前にチェックしておきたいことを自分の経験もふまえてまとめてみました。

タイヤと空気圧のチェック

まず最初に確認しておきたいのがタイヤの状態。
見た目は問題なさそうでも、長距離を走るとなると話は別です。
特に夏場はアスファルトの温度も上がるので、古いタイヤはバースト(破裂)のリスクも高まります。

出発前には、トレッド面(タイヤの溝)の減り具合をチェック。
100円玉を溝に差し込んで「1」の文字が全部見えてたら要注意って、よく言われますよね。

それから空気圧も重要。
長距離&高速走行だとタイヤにかかる負荷が大きくなるので、規定よりやや高めにしておくと安定感が出ます。
僕はガソリンスタンドで給油ついでにチェックしてもらうのが定番になってます。

あと、スペアタイヤやパンク修理キットがあるかどうかも、念のため確認しておきたいポイント。
もし高速でパンクしたら、選択肢は「落ち着いて路肩に停める」か「自走できるか確認する」のどちらか。
備えておくだけで、対応に余裕が持てます。

オイル・水まわり・バッテリーの確認

エンジンまわりのコンディションも、意外と見落としがちですが、最低限見ておきたいのはこの3つ。

  • エンジンオイル:量と汚れ具合。黒っぽかったら交換の目安
  • 冷却水(ラジエーター液):減ってないか・漏れてないか
  • ウィンドーウォッシャー液:長距離だと虫がフロントに付きやすいので必須

あとはバッテリーも要注意。
とくに夏場はエアコンや冷却ファンなどで電気を使う機会が多く、弱ってるバッテリーだと「エンジンがかからない」リスクも。
出先でJAF呼ぶより、出発前に点検してもらう方が圧倒的に楽です。

ちなみに、うちは子どもが小さいので、エアコンの効き具合も地味に大事なチェック項目。
後部座席まで冷風が届いてるか、ブロワーファンが元気かは走り出す前に試運転して確認しています。

ドライブって、ただ目的地に行く手段じゃなくて、それ自体が旅の一部だと思うんです。
だからこそ、トラブルで立ち往生なんてことは、できるだけ避けたいですよね。
旅に出る前の点検は、自分と車への声かけみたいなものかもしれません。